階級別の睡眠健康指導士の資格取得条件と難易度


階級別の睡眠健康指導士の資格取得条件と難易度について

階級は初級と上級の2つです。どちらも日本睡眠教育機構が開催する、学習プログラムを受講しなければいけません。講座参加を経て、その中で行われる認定試験に合格すれば、資格取得条件は満たされます。医療業界で働く人だけでなく、一般や学生でも参加は可能となっています。さらに学歴や性別、国籍も問われません。

一般的な睡眠知識を学ぶ初級講座の定員は100名、学術的・科学的アプローチから睡眠問題を解決していく方法を学ぶ上級講座の定員は60名です。初級認定を受けるためには、講座への全時間出席、認定試験での正答率80%以上が必要です。上級の場合は、講座が3日間も開催されますので、全時間の3分の2以上出席、認定試験での正答率60%以上により資格を得られます。初級・上級ともに試験は筆記です。

付け加える必要もないでしょうが、上級認定試験に合格する知識を習得していたとしても、初級講座への参加では上級資格を取得することはできません。確実に該当する階級の講座に申し込みを行い、指定されたプログラムを受講してください。

受験者にとって最も気になる難易度についてですが、認定先となる日本睡眠教育機構では合格人数や合格率、過去問題を一般公開していません。そのため、参加者がどれくらい合格しているのか、どのレベルの問題が出題されるのかは不明です。

しかし、睡眠健康指導士を目指す受験者に対して、日本睡眠教育機構は睡眠検定という資格の受験を推奨しています。こちらも日本睡眠教育機構が実施している資格になるのですが、入門・3級・2級・1級と4つの階級が用意されています。

睡眠健康指導士・初級は、睡眠検定3級と同等のレベルです。睡眠健康指導士・上級は、睡眠検定2級に合格する知識が求められます。睡眠健康指導士になるための講座参加費用と比べて、睡眠検定はとても安いのです。睡眠健康指導士・初級は一般が22,000円、上級は108,000円です。この金額は、インターネット上より申し込んだ場合の割引後価格となります。

それに対して睡眠検定は、3級が500円、2級が1,000円です。WEB検定となりますので、日本全国どこに居ても試験を受けられます。仮に不合格となってしまっても、3級から1級は日付が変われば再受験ができますので、睡眠健康指導士の難易度を知るには最適なテストと言えるはずです。
睡眠検定で出題される問題については、睡眠学入門ハンドブックと睡眠検定ハンドブックを使い学習できます。受験費用が無駄、睡眠健康指導士の講座に参加するから不要と思われるでしょうが、決して睡眠検定の受験は損となりません。

なぜなら難易度の確認だけでなく、3年ごとで迎える睡眠健康指導士の更新作業時には、階級に合わせて指定されている睡眠検定に合格しておかなければいけないからです。もちろん睡眠健康指導士として登録されている間の話ではありますが、予行練習・試験対策にもなるわけですから、積極的に役立ててください。


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